「somewhere in North Italy」 北イタリアのどこかで 冒頭のモノローグにまずイチコロになりました。観てきました君の名前で僕を呼んで。邦題言うのに少なからず羞恥があるので原題「call me by your name」で通させて頂きます。 17歳の主人公ティモシー・シ…

人喰い人魚の姉妹は海から這い上がり、ワルシャワのナイトクラブになだれ込む。引き取ってくれたのは店の経営者と3人のバンドマン。「私を岸にあげて、あなたを食べることはない」と歌う冒頭は不気味でわくっとする。ストーリーの展開は早い。人間は異質であ…

・本阿弥光悦 四季草花下絵和歌短冊帖 「野草」「千羽鶴」「枯柳」「浜松」「椿」「朝顔」「団菊」「萩」「ススキに桔梗」の絵に和歌が施された短冊。 団菊がお気に入り。朝顔と萩とススキに桔梗も良かった。ススキに桔梗は、英文で「Japanese silver grass …

パパはどこからパパだろう、ママはどこからママだろう、生まれた瞬間から？育っていく過程の中から？パパは一生パパかしら？パパがパパを辞めたくなったとき、パパはパパを放棄できるのか。本作ではパパはパパを辞めたくなったりなんかしないけれど、パパと…

ヴァカンスと聞いて浮き足立つフランス人のなんて微笑ましいことか、特別逃避したい現実があるわけでもないでしょうにどうしてそんなに長期休暇を求めるのか、まあでも大して勉強してもいないのに遊んでばかりなのに夏休みが待ち遠しかった学生の私たちと気…

メモを見たら「なにはともあれオダギリジョーです。そして引けを取らない太賀です。」とだけ書かれてあって、いやこれ感想というよりただの感情、感情の爆発が込められているだけの殴り書き残しじゃないか…と過去の自分に呆れて、今度はちゃんとレポートを書…

山羊の首を切る場面。血が滴り落ちる流れを、叫ぶような鳴き声を、生贄と称して殺傷していく様を、いち観客の視点とスクリーン内の役者の視点で半ば茫然と眺める。「こんなことしなくちゃいけないのか」と咎めるような呟くような言い方で吐く少年のせりふに…

ああああもうだめもうアカン、マジですか、そうですかそうなんですか、通らなかったとな？行きたかった会社の二次面接の結果が昨日きて、思いっきり放心したり泣いたりしてスッキリさせたので今日からまたがんばりますワ。お手柔らかに……なんてね…… かなり自…

素朴でシンプルなんだけど、ここ！っていう場面で人を惹きつけられるような、心に残るような印象的な魅せ方をしたくて、表現、言葉の力、表情ひとつとっても、何かインスピレーションを与えられるような、ハッとさせられるなにかになりたい、なにかを作りた…

この前ドライブをしていた時のこと。流れてくるラジオで、曲の紹介がされていた。ザ・ウィークエンドが歌う曲が元カノであるセレーナ・ゴメスへの未練たらたらソングではないかというもの。セレーナといえば、あれ？最近ジャスティン・ビーバーと復縁したっ…

ドキドキドキドキ、ああこんなことも伝えられた、こう聞かれたらこう応えたい、私はこう思っているからこう実現させたい、そんなたくさんの思いと期待と不安で目が覚めた昨日の朝方5時過ぎ、起きてすぐ時計見たら軽く絶望して、だって前日寝たのなんてバイト…

もう眠くて眠くて発狂しそうなほど眠くて眠くてしようがなかった1週間が終わってまた新しい1週間が始まりつつあり、というかもう火曜日なんで始まってるんですけど、なんだかまだ先週の続きのようで、昨日なんか週の始まり月曜日だっていうのにぼんやりしな…

カレーとラーメンとチョコレートって、絶対食べたいって思ったら、居ても立っても居られないくらいの中毒性というか生唾モノというか、一瞬でも「食べたいかも」って思ったら、もうそれは「食べたいぞ」から「食べなきゃ」と流れるように脳の中で食べたい欲…

プーシキン美術館展 旅するフランス風景画 ロシアのモスクワにあるプーシキン美術館が収蔵する作品の来日ということで上野へ。パンダなど目もくれず。確か名前がママがシンシンでパパがリーリー、生まれた子供がシャンシャンというらしいですね、漢字でかく…

私事ですが、本日大本命である出版社の書類選考に見事撃沈、完膚なきまでに叩きのめされました。 通らなかった言葉、叶わなかった思い、息を吹き込むように完成させた私の言葉たち、文章の数々。第1関門で突っぱねされればむしろスッキリしたものです。テス…