フィレンツェお買い物巡り

続きです。イタリア旅行、フィレンツェ巡りは2日間である。

フィレンツェといえば、のフードに、トリッパが掲載されていたので、臓モノ好きとしては絶対に絶対に食べたい、と息を巻いて探していたのですが、レストランのメニューボードに「トリッパ」が書かれてあるお店はどこにもなく。

添乗員さんにおすすめのトリッパはないのか聞いてみると、「ああ〜トリッパねえ〜う〜ん実はあたしあんまり内臓もの食べないのよねえ〜」とのことで、情報を得ることはできず。こうなったら自力でたどり着くしかない！

しかし本当に見つからないトリッパ。やっと見つけた、と思った小さなお店は閉まっていた。さてどうしたもんかと、広場にあるテラスのレストランのボードを見てまたもや載っていないのを確認したところに、ちょうどお店の人がにこやかに出てきてどうぞ〜と声をかけてきた。「いえ、あの、トリッパが食べたいんです」「え、トリッパ？」

聞けば、トリッパはレストランではなく、ファストフード的な感覚で食べるものとのこと。（英語でなんとか話してたので私の解釈です）近くにトリッパの屋台があるよ！と教えていただいたので、早速向かってみることに。

前述した、金の鼻の豚の像の近くに、ありました。トリッパのフードトラック。イケメお兄さんがひとりで切り盛りしていた。パニーニもあって、まさにファストフード的なポジションなのね。「辛くする？」と聞かれ迷わずイエス！あ、ここイタリアでは「Si！」だったか。

もりもりトリッパに満腹満足。内臓がぷりぷりして、オリーブオイルがどっしり浸されて最高だった…噛みきれない感触がたまらないよね……

夕方にはジェラートを頬張る。イタリアでは1日に2回もジェラートを食べてお腹を壊しましたっけ。ルイージみたいな店員さんがいるジェラート屋さんへお邪魔して、ピスターシュとショコラを。ルイージみたいなお兄さん店員、仕事がめんどくさいのか始終無愛想で見ていておもしろかったな…どの味にしようか悩んでたら「早くしろよ」の目線をがんがん飛ばすんだもの…。

フィレンツェに来たらここでしょ、ということで、「サンタマリアノヴェッラ」本店に行きました。実は前日も訪れたのですが、どういうわけだか入れなかった。定休日でもないし時間もまだギリギリ空いてるはずなのに…と思ったけど、ツアーの集合時間が迫ってきていたので泣く泣く諦め。そして2日目、ちゃんと時間を確保してもう一度行ってみる。エントランスでびっくり、え、入場料！？なにそれ？？？？？

……聞けば、そこはサンタマリアノヴェッラの博物館？教会？みたいなところで、私が求める、いわば香水とかを売っている薬局のお店は、そこから裏側にあるところだという。

歩いて数十分、まあ、なんとも見逃してしまいそうな壁際に、ありました入り口。うわーこれはテンションあがる！豪奢きらびやかな空間に胸踊り、ブース毎に分かれている小物たちをみるともなく見て、お目当のパフュームを探しに。私のママへのお土産のためです。

お値段がわからなかったので、店員さんとやりとりをしながら購入。日本人スタッフもいたので安心ですな〜と思いながら、日本にいるママとLINE電話で情報を伝達する。ていうか店員さんみんな美女（死語）で、この素敵空間と相成ってクラクラめまいがしました…

ブティックがたくさんあって、通りかかったところのスカートに一瞬で一目惚れをし、試着、可愛いすぎたのですが、思ったより重みがあったため迷っていたところ、店員さんが「どちらも一点ものよ」と引っ張り出してきてくれた黄金のスカートがめちゃくちゃ可愛かったのでそちらを購入。こっちの方が少し安い。感謝。でもこのスカート、可愛かったなあ…