hellobonjour

大学生やってます

時間のくいつぶし

久しぶりに大学へ行って、友達としゃべって、なんだかとても嬉しくなっています。強制的に行かなきゃいけなかった学校というものが、もう行かなくていい状態、フリーな状態になって、なんだか懐かしく、通ってた頃がなんだかんだいって贅沢だったなあと思う、恵まれてたんだと思う、もったいなかったなあと思う、もっとちゃんと行っとけばよかった、勉強うんぬんじゃなくて、まあそれもあるけど、もっと友達と会える時間を大事にすればよかった、もっと毎日ちゃんと会って、ちゃんと遊べばよかった、と陳腐だけどそんなことを思っています。感傷的になっちゃうね、こうも寒いとね。学生のノリで3時間もずっとテラスにいたよ。なにしてんのかね。なにもしてなかったな。ただただおしゃべりとグダグダの時間。でもこういうむだな時間って実はすごく必要なんだなあって、陳腐だけど、あ、二回言っちゃった、思いますねやっぱり。

 

 

くだらないゲームとか、男子のあほみたいな下ネタとか、SNSでの話題とか、ほんとしょーもないのに楽しい、その時その場所では楽しいって特に思ったりしないんだけど、思い返してみるとそれは本当に楽しいことであって、たった数時間前のことなのにもう懐かしんでる。時が早い。まだ1日はおわらないのに、まだもうあと6時間、私はバイトで立っていなければならないのに、というか6時間ですんだらラッキーくらいなのに、私はもう今日という日を締めくくりにかかっている。バイトという本日の課題をさしおいて、今日得た出来事をとうとうと頭のなかで眺めている。あのときあそこでだれかがこう言って、こうなって、って、出来事を反芻して閉じようとしています。ああ、だめだめ、まだ今日はこれからだし、なんだか切ない気持ちになってしまうから。大学生という素晴らしい身分を、私はまだまだ斬り捨てる覚悟が足りてないみたい。

 

 

久しぶりに人に会って思ったことといえば、ひとってそんなに変わらないんだなということ。考えとか喋りとか雰囲気とか、そう簡単には変わらないんだなっていうこと。ほっとすることでもあるし、そんなもんかあと気が抜けることでもあった。私はもちろん私のままで、前と比べて変わったことなんかない、いつもの私のままで、誰かに変わったねと言われることもなく私のままで過ごし、今こうして私という確立させた存在であることに満足もしている。変わったねと言われれば、それはどんな私になっているのでしょうか、私は私をさらに確立させることができるのでしょうかと思う。