hellobonjour

大学生やってます

ヨーロッパ旅行

タクシーの悲劇inローマ

あああああ、どうしようどうしよう!どうしたらいいの、とぶつぶつ呟きながら、私はローマの街を早足で駆け巡っていた。 お金もない、知り合いもいない、天気は曇り、集合時間が迫っている、そんな状況で、見知らぬ土地、英語もろくにできないハタチそこそこ…

私の失態inスペイン広場

「ローマの休日」でオードリーヘプバーンがジェラートを食べていたあのスペイン広場の階段を上り下りしつつ、飲食が禁止だという人混みでごった返す階段に背を向けて、私の「イタリアひとりツアー旅行〜最終日ローマフリータイム〜」は始まった。いや、もは…

タクシー事件、序章であるinローマ

さて、ローマである。 年下の女子大生2人組と一緒にタクシーに乗ってローマ市内へ向かうことになった私(泊まったホテルは市内から20分ほど車で離れた郊外であった。歩くと約1時間かかる計算。)は、ホテルのビュッフェでモーニングを食べ、ツアーの人たちと…

さて、私の不安の序章バナシである

ポンペイ遺跡へ行き、ローマ市内に帰ってきた私は、夕飯はなにも食べずホテルへとそのまま帰宅し、不安を抱えながらせまいシャワーを浴びて考えていました。 「明日、どうしよう?」 話はすこし遡り、ホテルのロビーでのこと。最終日のローマフリータイムで…

中欧ヨーロッパ旅行その9

ブラチスラバ散策 ブラチスラバの広場へ。 迷子になる。 基盤の目を勝手にイメージしていたため、 この角を曲がってもあの道と繋がると思い込んだのち まったく順路が逸れてココドコ状態。 警官らしき人に道を聞いても 「役場があるからそこに行きなよ」との…

中欧ヨーロッパ旅行その8

ブラチスラヴァへ スロヴァキア風パスタ ニョッキのようなリゾットのような。 ポテトと和えたパスタにチーズとベーコンをまぶしたスロヴァキア料理は、ほとんどの人が「なんじゃこりゃ」と眉をひそめる中で日本ではなかなか食べない食感やら香りやら味付け(…

中欧ヨーロッパ旅行その7

うっとりするほど美しいロードを渡って、これ以上どんな美しいものに出会えるだろうかと思いを馳せながらバスに揺られる。 ただの木、ただの道路、ただの空、ただの、と言ってしまうにはあまりにも勿体無いこの景色はどうしてここだけのものなんだろうと思う…

中欧ヨーロッパ旅行その6

「グヤーシュ」というハンガリー名物のスープ。日本でいうお味噌汁に値するとのことらしい。 人参と玉ねぎのようなものとジャガイモのようなものと牛肉のようなもの(液体の中で混ざり合って食感が曖昧ゆえに断言できない)をこれまたハンガリー名物調味料パ…

中欧ヨーロッパ旅行その5

マーチャーシュ教会 初めて肉眼で見たヨーロッパの教会。 曇りの空に負けないその存在感は、古い歴史が内部から澄み渡っていて恐ろしいくらい。 モザイク模様の屋根と細やかな装飾の塔、聖堂内は占領された影響で中東風。 内には入れなかったけれど、堂々た…

中欧ヨーロッパ旅行その4

外でタバコを吸っている妙齢女性。寒い空気の中で吐く息は、 煙草の煙かただの憂いか モーニングビュッフェの食堂。2回朝を過ごす。 私の部屋から見た景色。 確か10階か11階の部屋だったと思う。 夜も朝もどの瞬間も美しかった。

中欧ヨーロッパ旅行その3

ブダとペストを繋ぐ9本の橋のひとつ。 一番有名なのはライオン像が守っている「鎖橋」だけれど、 私はこの緑の橋「自由橋」がお気に入り。建国1000年を記念して建設されたこの橋に、カップルの姿が洒落てみえる。

中欧ヨーロッパ旅行その2

「アロアロー、サリュサヴァ?」ゴダールの映画にハマっていたことのある私は、劇中のワンシーンで使われる電話の挨拶の一言さえも生で聞けたことに感動してならなかった。ブダペストの朝ホテルにて。

中欧ヨーロッパ旅行その1

私が中欧ヨーロッパ旅行に行った備忘録。 Start FROM Budapest 19時過ぎに着いたブダペストは、寒くて真っ暗でまだここがヨーロッパだなんて実感が湧かないほどだった。ツアーバスに乗り、夜の街を駆けていく中でまずカメラを構えた矛先は城。ドナウ川の向こ…