hellobonjour

大学生やってます

妄想デート論、ドライブ編

デートをしよう。デートに行こう。今みたいなこんな曇り空でも、無理してはしゃがないで自然のまま、落ち着きながらもわくわくドキドキできるような、そんな恋ができる相手とデートをしたいと思う。

 

 

起床は11時。ちょっと遅め。LINEでやり取りをする。今日なんかしない?なにする?どこ行く?から、まず始まる。なに食べたい?ううん、カレー食べたくない?いいねえ、ジャパンカリー?インドカリー?んんん、ナンが食べたいから、インドで!了解。あと、ドライブがしたい。街を回りたい。音楽きいて、徘徊しよう。夜にかけて、いろんなところを見よう。ネオンを目に留めよう。車、カーシェアで予約する。16時からなら空いてるよ。オッケー!6時間パックでちょうどいいよね。

 

そしてお昼すぎに中目黒で会う。もはや夕方。池尻大橋のほうに歩いていって、ナンが食べられそうなカレー屋さんに入る。チキンとマトンとほうれん草で悩む私。チキンカレーにして、特大のナンを待つ。天気はよくないけれど、よくないときでも食べたい気分にさせるのがカレーだ。そしてまた、どこ行くなにする、が始まる。したいことなんかないのに、何かこの人としたい。楽しいこと、嬉しいこと、共有して、2人でニヤニヤしたいと思う。なんだろう、ナンだけにね、なんができるだろう。なんしよう。16時すぎに食べ終わって、カーシェアへ。いえーい、久々の助手席。って運転しないんかい、私。「ナビは任せて」なんて大見得切ったけど、地図なんか読めない。でもそんなの承知の助だから、よっしゃー行くぞーなんて言って当たり前のようにハンドルを握るこの人は、自分で流す音楽を入れる。んだけど、ファースト・ソングは私に任せてくれたので、マギー・ロジャースの「ライトオン」を選択。風を感じたくなる曲。ちょっとセンチメタルな気分になりがち。中目黒から、自由が丘へ行く。あそこ、道狭いから嫌なんだよなあ、と2人で文句を言いながら、それでも行く。小腹がすいたので、紅茶が飲みたいという。スタバでイングリッシュブレックファーストティーラテを飲む。夕飯、家で作るという彼と自由が丘駅前のスーパーに行く、ガパオを作りたいらしい。あれやこれや材料を買って、車に乗り込む。少しだけ、自由が丘を散策する。踏切を渡ったところにベイクがあるので2人で並んで食べる。風がぴゅうっと吹いて、寒い。渋谷まで車を飛ばす。バーに行きたい、けど車だからなあ、と言いながら、お酒を飲まない約束でバーに入る。まだ夜は始まったばかりだから、人もまばらで、私たちはソフトドリンクを頼む。ノンアルコールで、どこまで酔えるだろう。もう恋自体が酔いみたいなもんなんだろうけどさ。それでも私たちは、コカ・コーラジンジャーエールで、いろんなところに目をつけてはくだらない会話を最大限に引き伸ばして、にやにや笑ったり爆笑したりして楽しんだ。ナッツをつまみながら、2杯目のグラスが空になりかけたところで、お店を出る。今度は酔っ払いにこようね、と、渋谷を出て、車に乗り込むんだ。